建築にまつわるエトセトラ

蛙(かわず)の見る空

リブ建築設計事務所 主宰山本一晃のブログです。

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1回目
● 私は血液型がO型で八方美人なので設計依頼者の性格に合わせるのは得意ですが、やはり気が合う方のほうが仕事はやり易い。そこでまず手始めに私の自己紹介代わりに好きなもの嫌いなものについて書きます。気が合いそうだと思った方は仕事をご依頼ください。

<渋滞>
とにかくせっかちですので道路渋滞は大嫌い。のろのろ運転しているくらいなら時間がかかってもすいすい走れるまわり道を選びます。いつもねずみのように(鼠年生まれです)事務所の中をちょろちょろ動き回りながらせかせかと仕事をしています。

<人情>
心温まるお話が好きです。浅田次郎著「椿山課長の七日間をぜひお読みください。

<(必要のない)こだわり>
「こだわり」がないというのは設計士としては疑問符がつくかもしれませんが、世の中には格好をつけるだけのための「こだわり」が多く存在します。そういうこだわりは極力排除しようと努めています。反面少し障害があるとあまりこだわらずにすぐに別の解決法を見つけようとしてしまう傾向もありますが。(・・反省)とにかく表書きに頼ろうとするものはあまり好きではありません。同様のものに<ブランド><肩書きビジネス><世界遺産等があります。

 

<おもちゃ箱>
私は「威厳」とか「渋さ」には縁遠い人間であります。どちらかといえばそれより<楽しさ><多様性>といった言葉が好きです。設計する建築もどちらかといえばそういう傾向があります。おもちゃ箱をひっくりかえす時のようなうきうきした気持ちになる空間ができればと思います。

<わけのわからないもの>
建築学科」を選んだのは「建築」がとてもわかりやすいからだと思います。わけがわからないのであまり近寄りたくないもの・・・<エレクトロニクス(特にパソコン)><政治家><女性の心>

 

<仁義>
最近「コンプライアンス」とよく言われますが法令を遵守せよというなら「ちゃんと守れる法律にせんかい!」と強く言いたいと思います。市民が常識通りに生きていてひっかかるような法律はルール自体が間違っていますよね。たとえば(実際あった話ですが)「交通量の少ない田舎の道路(時速40KM制限)のカーブを曲がったところで行っているネズミ捕り」 警察は市民のために働いているのか法律のために働いているのかどっちやねん!と言いたくなります。(実はあまり腹が立ったので警察に行ってそう言いました)
建築の仕事で役所に申請する際にも同じようなことはいっぱいあります。
 そこで私はつじつまの合わない「ルール」よりも<仁義>を重んじたいとと思っています。「人に迷惑をかけることをしない」「恩を受けた人にはお返しをしたい」といった道理で行動するほうがよほど人間的に生きていけると思っています。(でも気づかないところで独断に陥っていたり人に迷惑をかけていたりするのですが・・)
 腹が立つといえば「少数の悪人のために善良な多くの人たちが邪魔くさい思いをするルール」に腹が立ちます。たとえば個人情報保護法><建築士法の改正案>等々・・他にもいろいろ腹のたつことが思い当たって止まらなくなりそうですのでこのくらいにしておきます。

Rib設計はいろんな意味で転機を迎えようとしています。方向性が定まればまたお知らせしますので今後ともよろしくお願いします。