建築にまつわるエトセトラ

蛙(かわず)の見る空

リブ建築設計事務所 主宰山本一晃のブログです。

62回目 「蛙(かわず)の見る空」(「建築にまつわるエトセトラ」改題)について

62回目 「蛙(かわず)の見る空」」(「建築にまつわるエトセトラ」改題)について
ー「空の青さ」が見えますかー

 今回からブログのタイトルを「建築にまつわるエトセトラ」から「蛙(かわず)の見る空」に改題しました。そもそも建築にまつわらない内容がほとんどでしたのでいままでとても紛らわしかったと思います。
 同時に、ブログの方向性も見えてきましたので、それに合わせて編集を行いました。
 タイトルの出典は、おわかりと思います。
 
  井の中の蛙大海をしらず、されど空の青さを知る 
  (荘子の文章を基に日本で加工された言葉です)

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 13年前に設計事務所のホームページを立ち上げる際にWEBデザイナーから「ホームページのプロモーションのためにブログを書くように」という命を受け、おっかなびっくりとブログを始めました。その後いろいろさまざまな出来事がありまして、詳細はブログをひも解いていただくとわかるのですが、(とはいえそれはなかなかめんどうな作業ではありますのでお勧めしません。)ものの考え方が根本的に変わってしまった。一言で言えば「成熟社会脳」が形成されてしまった。結果どのような自己の変化が生じたか・・

例えば
・プロモーションとはいえ、自己を誇示するために耳ざわりの良い言葉を発することに抵抗を感じてしまう。
お笑い番組、バラエテイー番組を全く見なくなりました。試食コーナーなんかが始まると、即座にチャンネルを変えます。

 この症状はどんどん悪化し、最近は素直に見れるTV番組は数えるほどしかありません。


・真面目で筋の通った話以外に興味がわきません。酒を飲んで騒ぐだけの席には必要以外には行かなくなりました。

・とはいえ、現実の世界では「道理は通らない」ことをいやと言うほど思い知らされました。
  
 これは重症ですね~

 最近発症した症状は、サッカー番組に、あまり興味を感じなくなった事です。昔サッカーをやってましたのでサッカー番組なら見境なく見ていたのですが。この例は分かりやすいので少し解説します。原因ははっきりしています。

・「フクシマはアンダーコントロールだ」とか「8月の日本の気候は穏やかでスポーツにもっとも適した季節だ」とか嘘をついて誘致したオリンピックに対する嫌悪があって、スポーツ一般に興味がなくなってきた。
サッカー日本代表監督であったハリルホジッチ氏の解任を見て「サッカー界を動かしているのも金だけや!」とわかり、嫌になった。
 
 この調子では心の居場所がなくなってしまう!どうしましょう!!

 でも新たなマイブームも見つかっています。

その1:ボウリングのPリーグBS日テレでやってる女子プロのトーナメント戦)に癒されています。
 ボウリングって球を転がすだけなのに選手のフォームは様々で個性があり、面白い。賞金はとても食っていけるような額ではないのにみなさん情熱を持って頑張っている。寺下智香プロ、小池沙紀プロ、頑張れ!

その2:たくましく生きているノラ猫にシンパシーを感じてしまいます。通勤途中で見かける猫に丸干しなんかをあげながら、頑張って生き抜けよ!とエールを送っています。かつては忠実な犬を好む犬派でしたが、最近は自由で束縛をきらう猫のほうに魅かれます。これも最近の心境の変化であります。Photo

 少し事情がわかっていただけましたか?やっぱりうざい人間だよね・・・・

ということで今後ともよろしくお願いします。