建築にまつわるエトセトラ

蛙(かわず)の見る空

リブ建築設計事務所 主宰山本一晃のブログです。

2013-01-01から1年間の記事一覧

27回目 「パブロフの犬」を疑え!

■H25年12月26日 27回目 「パブロフの犬」を疑え! ~私達は「意志」を生かせていない~ <あなたは操られるのがお好きですか?> 数年前、娘が大学受験を控えていた夏休みの事、立命館大学のオープンキャンパスに付き合った。そこで目の当たりにした大学の光景に…

26回目 「苦難」を克服するもうひとつの方法

■H25年12月19日 26回目 「苦難」を克服するもうひとつの方法 ~里山資本主義⑤ 社会の包摂度を高める必要性~ <あなたは「出生前遺伝子診断」を受診しますか?> 今年11月22日のニュースです「今年4月から9月末に、ダウン症や18トリソミー、13トリソ…

25回目 「私達」は私達を大事にしていない!

■H25年11月25日 25回目 「私達」は私達を大事にしていない! ~里山資本主義④ 物事を「小さく回す」必要性~ <私はある女性に頭が下がります> 大阪地下鉄の難波駅構内に「エキモ」というショッピングモールがオープンした。右の写真の右側は以前壁でした…

24回目 身近じゃないけど困った人々

■H25年10月18日 24回目 身近じゃないけど困った人々 ~TVで見かける人々に向かってぼやく~ <最近の「そこまで言って委員会」にぼやく> (あえて「たかじんの」をつけなかったのは、やしきたかじんが出演しておれば、こうはなっていないのではと思うから…

23回目 身近にいるいる困った人々

■H25年10月16日 23回目 身近にいるいる困った人々 ~口うるさい老人になるための第一歩~ 何度も繰り返して言いますが、私が生きて行く上で望むのは「ストレスのない社会」と「栄養のある野菜」だけです。前者の方は自分だけでは如何ともしがたいのですが…

22回目 そもそも私たちの目標は何だったのだろう

■H25年9月13日 22回目 そもそも私たちの目標は何だったのだろう ~とどのつまりは「里山資本主義」~ 前2回は「里山資本主義」についてお話しさせていただきましたが、最近この内容に関係して気になるニュースが2つありました。ひとつは9月8日「2020…

21回目 しつこく「里山資本主義」

■H25年8月28日 21回目 しつこく「里山資本主義」 ~人は個性をてらわずとも自尊心を持って生きていける~ 前回「里山資本主義」について書きました。話題が「経済・社会の在り方」 の理屈にかたよってしまいましたが、「里山資本主義」は同時に「人間の生き…

20回目 「里山資本主義」を実践しよう!

■H25年8月16日 20回目「里山資本主義」を実践しよう! ~マネー資本主義にはもうこりごり~ <アベノミクスはアホノミクス?> これまで何度か申告いたしましたが、私は「理科系人間」です。「文系人間」とはどうも相性がよくない。「経済」という言葉も好かな…

19回目 伊坂幸太郎への依頼

■H25年7月18日 19回目伊坂幸太郎への依頼 <うちの娘のこと> うちの娘(A美)は本年4月より精神福祉士として病院勤務を始めました。その理由は本人曰く「お世話した人の笑顔が見たい。」実はA美本人が精神的に苦悩していた時期があって、それを乗り越えて…

18回目<山本農園便り>その④

■H25年7月2日 18回目<山本農園便り>その④ -やってみないとわからない!ー なんとなく「農」というものがわかったような気が・・?最初に水菜とチンゲンサイを虫に食い尽くされてから、今年で4年。ただ頭で理解すればうまく行くものではないのよね。とにか…

17回目<山本農園便り>その③

■H25年7月2日 17回目<山本農園便り>その③ -「農」の本質を理解しよう!ー <「有機農法」野菜は良いことばかりか?> 前回、効率性を重視した野菜の生産システムにより、大切なものを失ったという前振りをしておきました。それは何か答える前に、よく…

16回目<山本農園便り>その②

■H25年6月19日 16回目<山本農園便り>その② <まずは農薬の話から> 前回のお話で水菜とチンゲンサイにやってきたのは「キスジノミハムシ」(小さ な穴が空いてるのはこいつのせい*写真上)と「カブラハバチ」の幼虫(*写真下)でした。調べると、どち…

15回目<山本農園便り>その①

■H25年6月13日 15回目<山本農園便り>その① <竹肥料で地元農業を救おう!・・なんちゃって> 6年前、「訳」あって野菜作りを始めた。この「訳」は実に深い「訳」であって話し始めると、きりが無いのですが、なるべく簡単にまとめます。 地元で農業振…

14回目<僕が武田邦彦氏に拍手をする理由>その③(最終回)

■H25年5月14日 14回目<僕が武田邦彦氏に拍手をする理由>その③(最終回) ー「ジェネラリスト」が求められる!ー <アポロ13号を救った若手技術者> 1970年4月、3度目の月面着陸を目指して月に向かっていたアポロ13号は電気のショートによる酸素タンク…

13回目<僕が武田邦彦氏に拍手をする理由>その②

■H25年5月13日 13回目<僕が武田邦彦氏に拍手をする理由>その② ー専門家はどう振舞うべきかー <理科系的な考え方は社会において有効か?> (他にも多くの人がそうだったと思いますが・・)民主党政権が出来、鳩山首相が誕生した時、理科系出身の首相と…

12回目<僕が武田邦彦氏に拍手をする理由>その①

■H25年5月9日 12回目<僕が武田邦彦氏に拍手をする理由>その① ー理屈で武装された愛情ー このシリーズはあまりに真面目な話なので文章を面白く書くのはあきらめました。以下ずっとそんな調子なので、世の中のありかたを真剣に考えたい人のみお読み下さい…

11回目<僕が「中島みゆき」の歌を愛する理由>

■H25年5月2日 11回目<僕が「中島みゆき」の歌を愛する理由> <「幸せ」の意味> 余談ですが(というか全てが余談という話もあるが)私の辞書にはかつて「愛する」という言葉はありませんでした。どうも日本の文化圏の外側の概念なので意味がわからん。使…

10回目<無意識への招待>その4最終回

■H25年4月23日 10回目<無意識への招待>その4最終回 *宇宙の構造と無意識 <宇宙の構造と人間の存在> この宇宙でなんで人間が存在し得ているの?地球上で生命が誕生し得たことは不思議のごく一部です。それ以前に、原子核を成り立たせるために陽子と中…

9回目<無意識への招待>その3

■H25年4月19日 9回目<無意識への招待>その3 *精神世界と無意識 <科学的であること>「無意識」はどこにあるのか?脳の中に収容可能か?どうやって子孫に伝えられていくのか?個体が死を迎えると同時に消滅するのか? 上記のような問には誰も確信を持っ…

8回目<無意識への招待>その2

■H25年4月15日 8回目<無意識への招待>その2 *生命の起源と無意識 <生命はどうやって出発したの?> その1では「無意識」が生命の成り立ちと深く係わっているだろうというところまで進みました。ここで一度「無意識」から離れて、生命が成立した条件に…

7回目<無意識への招待>その1

■H25年4月10日 7回目<無意識への招待>その1 *決してオカルトの話ではありません *FACEBOOKを始めたのですが、そこに書き込んだ内容をここで解説したいと思います。 まず:ほぼ確かな科学的事実 (トホホな話ではありますが)仕事が暇になってしまった…

6回目<この5年で・・・・>

■H25年4月10日6回目 <この5年で・・・> >>>老化・読書・YOUTUBE・社会的コミュニケーション・農業<<< キャー 気付けばもう5年もこのページを更新していませんでした。必ずしも仕事が多忙だったわけではありません。むしろ仕事がなくてあえいでいた…